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日産レベル4を世界初発売?真相は次世代プロパイロットか

Nissan
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「日産が世界初の自家用レベル4を来年発売するらしい」──そんな驚きの話題がXで広がっていますよね。発端は前原誠司議員の試乗投稿。

でも日産の公式発表を調べてみると、見えてくるのは少し違う景色なんです。

自動運転に興味はあるけどレベルの違いはよくわからない…という方も大丈夫。

この記事では確定情報と推測をていねいに切り分けながら、ニュースの真相を一緒に整理していきます。

この記事でわかる3つの視点

  • 前原議員のX投稿で広がった「レベル4発売説」の中身と信ぴょう性
  • 日産公式の次世代プロパイロット(レベル2++)計画との違い
  • 東京ロボタクシーや海外勢を含めた「世界初」競争の現在地

🚗 日産レベル4「世界初発売」説の発端は前原議員のX投稿

2026年6月10日、自動運転専門メディアの自動運転ラボが「自動運転、日産が世界初『自家用車レベル4』発売へ」という記事を公開し、話題になっています。

ただ、この情報の出どころは日産の公式発表ではないんです。

発端は、日本維新の会共同代表・前原誠司衆議院議員が2026年5月21日にXへ投稿した試乗体験でした。

投稿の内容を整理すると、こんな感じです。

  • 国土交通省の案内で、日産が開発中の「実質レベル4」の自動運転車両に乗車した
  • 約40分間、霞ヶ関・銀座・新橋を走行し、怖いと感じる場面は一度もなかった
  • 「来年から販売される予定」と説明を受けた(来年=2027年)
  • 自動運転タクシーも東京でスタートすると聞いた

免許返納をためらう地方のシニア層にとって朗報になる、という期待にも触れられていて、体験の満足度はかなり高かったようですね。

ここで押さえておきたいのは、日産自身は「自家用レベル4を発売する」という公式発表を一度もしていない、という点。つまり現時点では、議員の投稿だけが根拠の「?」付きニュースなんです。

🤖 レベル4とレベル2の違いをやさしくおさらい

ここで一度、自動運転の「レベル」を整理しておきましょう。ここが分かると、今回のニュースの見え方がガラッと変わります。

  • レベル2:あくまで「運転支援」。手放し運転ができても、責任はドライバーにあり、常に前を見て監視する必要がある
  • レベル4:特定の条件下なら、システムが運転の責任を持つ「自動運転」。ドライバーがいなくても走れる
  • レベル2++:正式な規格ではなく俗称。AIを活用して一般道までカバーする、限りなく自動運転に近い高度なレベル2

ざっくり言うと、レベル2は「クルマが手伝ってくれる」レベル4「クルマに任せられる」。似ているようで、責任の所在がまったく違うんですよね。

レベル2++でも、市街地でハンズオフできれば渋滞や長距離移動の疲れはかなり減りそう。ただし「目を離していい」わけではない、というのが大事なポイントかな。

🚙 日産の公式計画は次世代プロパイロット(2027年度・レベル2)

では、日産が公式に発表している計画はどうなっているのでしょうか。

日産は2025年9月22日、東京・銀座で次世代ProPILOT(プロパイロット)の開発試作車によるデモを公開しています。EV「アリア」をベースにした試作車で、銀座のような複雑な一般道でも安全に走行する様子を披露しました。

公式発表のポイントはこちら。

  • 2027年度に日本市場へ投入予定
  • 英Wayve社の「Wayve AI Driver」と、次世代LiDARによる「Ground Truth Perception」技術を組み合わせたエンドツーエンド(E2E)のAI
  • 試作車にはカメラ11個、レーダー5個、LiDAR1個を搭載
  • 位置づけは自動運転SAEレベル2。ドライバーが常時監視し、責任を持つことが明記されている

さらに2025年12月10日には、この次世代プロパイロットをより幅広い車種へ搭載するため、Wayveとの協業契約も締結済み。

国土交通省側でも、レベル2++の優良認定制度の創設が検討されているようです。

つまり「2027年度に発売される日産の高度な自動運転車」の正体は、この次世代プロパイロット=レベル2++である可能性が高そうなんですよね。

前原議員が体験した車両も、この文脈にある試作車だったと考えるのが自然かもしれません。

🚕 レベル4は東京ロボタクシーなどサービス側の計画

「じゃあ日産はレベル4をやっていないの?」というと、そうではありません。レベル4はちゃんと進んでいて、ただし自家用車ではなく「モビリティサービス」側の計画なんです。

  • 横浜みなとみらいエリアで自動運転の実証を継続中。2025年3月には、都市部の公道を一般車両と混走するドライバーレス実証を国内初公開
  • 2025年秋から横浜でサービス実証を開始し、2027年度以降のレベル4相当ドライバーレスサービス事業化を目指す(神戸でも実証中)
  • 2026年3月には、Uber・Wayveとの協業を発表。2026年後半にも東京都内で自動運転タクシーの試験運行開始を目指し、Wayve AI Driver搭載の日産リーフを使う予定

前原議員の投稿にあった「自動運転タクシーも東京でスタート」は、まさにこのUber・Wayveとの計画のことだと考えられます。

🌍 「世界初」はどこに?テスラ・Tensorなど世界の競合状況

もし本当に日産が2027年に自家用レベル4を発売したら、世界初になる可能性があります。ただ、世界に目を向けると競争はかなり熱いんです。

  • 米Tensor:ベトナムのVinFastと提携してレベル4自家用車「Tensor Robocar」の量産を進めており、2026年後半にも北米・UAE・デンマークなどで発売・納車を開始する計画と報じられています
  • テスラ:FSDの進化を続けていますが、レベル5を目指していることもあり、実現時期は不透明な状況が続いています

一方で日産の強みは、国土交通省など関係省庁と密に連携しながら社会実装を進めている点。

自家用レベル4は世界的にも規制整備の途上なので、「技術×規制対応」の両輪で進める日産のスタイルは、実は世界初レースで有利に働くかもしれません。日本から世界初が生まれるシナリオも、ゼロではないと思うとワクワクしますよね。

✅ まとめ:日産レベル4報道の確定情報と推測を整理

最後に、今回のニュースを確定と推測に分けて整理しておきます。

確定している情報

  • 前原議員が2026年5月21日、日産の「実質レベル4」車両への試乗と「来年から販売予定」という説明をXに投稿した
  • 日産の公式計画は、2027年度投入予定の次世代プロパイロット(SAEレベル2)
  • レベル4はサービス側の計画で、2026年後半に東京でロボタクシー試験運行を目指す

推測・未確認の情報

  • 「自家用レベル4を2027年に発売」という計画そのもの(日産の公式発表はなし)
  • 前原議員の投稿が、レベル2++やロボタクシー計画との混同である可能性

今後は、日産からの公式発表、東京ロボタクシーの始動、レベル2++認定制度の行方が要チェックポイント。

続報が入り次第、このブログでも追いかけていきますね。

みなさんは「世界初の自家用レベル4」、日本から生まれると思いますか?

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