レクサスTZ、日本ではいくらになるのか気になっていますよね。3列シートの大きなEVで、日本では2026年冬ごろの発売とされています。
日本の値段はまだ発表されていません。でも、9月の終わりに、米国での値段が分かりました。いちばん安い仕様で6万4050ドルからです。
今日は、この米国の値段を手がかりに、日本での値段の見当をつけてみます。ただ、ドルを円にするだけでは答えにならない理由もあるので、そこから順番に見ていきますね。
💱 米国の値段を、そのまま円にすると

まずは、いちばん単純な計算からです。
3つの仕様と、円にした額
米国のTZは、3つの仕様で売られます。9月30日の為替(1ドル157.35円)で円にすると、こうなります。
| 米国の仕様 | 米国の値段 | 円にした額 | 電池 | 航続距離 |
|---|---|---|---|---|
| Premium | 6万4050ドル | 約1008万円 | 77kWh | 407km |
| Premium Touring | 7万2050ドル | 約1134万円 | 96kWh | 507km |
| Luxury | 8万550ドル | 約1267万円 | 96kWh | 449km |
航続距離は米国の測り方での数字です。Luxuryだけ短いのは、22インチの大きなタイヤを付けているためだとされています。
この額が、そのまま日本の値段にならない理由
ここで注意したいのが、米国と日本では、値段に入っているものがちがうことです。
米国の値段には、工場からお店まで運ぶ費用の1550ドルが入っています。一方で、買うときにかかる州の税金は入っていません。日本の値段は、消費税の10%が入った額で書かれます。
それに、同じ車でも、国ごとに付く装備や仕様の分け方がちがいます。だから、円にした額はあくまで出発点です。
🔍 RXで比べると、日本のほうが安かった

では、米国と日本の値段は、実際にどれくらいちがうのでしょう。同じレクサスのRXで確かめてみました。
RX500h F SPORT Performanceの場合
RX500h F SPORT Performanceは、米国と日本の両方で同じ名前で売られています。比べやすい1台です。
米国の2026年モデルは6万8450ドルです。円にすると約1077万円になります。一方で、日本の値段は929万円です。
数字で見ると、日本の値段は、米国の値段を円にした額より約14%低くなっていました。これは意外でした。円安なのに、日本のほうが安いんです。
なぜ日本のほうが安くなるのか
はっきりした理由は、レクサスから説明されていません。
考えられるのは、国ごとに値段の決め方がちがうことです。為替が動くたびに値段を変えるわけではないので、円安の今は、日本の値段が割安に見えやすいのだと思います。ただ、これは私の見立てです。
この割合をTZに当てはめると
RXと同じ割合で、TZの値段を計算してみます。あくまで仮の計算です。
米国のPremiumなら約869万円、Premium Touringなら約978万円、Luxuryなら約1093万円になります。
🔋 日本に来るのは、大きい電池の仕様かもしれない

もう1つ、大事な手がかりがあります。日本向けに出ている数字です。
日本向けの発表にある電池の大きさ
5月の世界初公開のとき、レクサスは日本向けの数字も出しています。電池の大きさは95.82kWhで、航続距離は22インチのタイヤで620km(日本の測り方)です。
この電池の大きさは、米国の上の2つの仕様にある96kWhとほぼ同じです。米国のいちばん安い仕様にある77kWhの電池は、日本向けの数字には出てきません。
いちばん安い仕様は、日本に無い可能性がある
ここから考えると、日本では大きい電池の仕様が中心になる可能性が高いと思います。
そうなると、日本の値段の見当は、米国のPremium Touringか、Luxuryに近いところになります。先ほどの仮の計算なら、約978万円から約1093万円のあたりです。
「1000万円を切る」とは言い切れない
ここで失敗しやすいのが、米国のいちばん安い値段だけを見て、「日本でも900万円を切りそう」と考えてしまうことです。
日本に77kWhの仕様が来るかは分かりません。来なければ、いちばん安い数字は当てはまりません。予算を考えるときは、1000万円前後を1つの目安にしておくと、あとで慌てにくいと思います。
🧭 日本の値段が出るまでに、考えておきたいこと

日本の値段は、発売が近づけば発表されるはずです。それまでに、決めておくと楽なことがあります。
補助金で、実際の負担は変わる
EVは、国の補助金の対象になることがあります。TZがいくら受けられるかはまだ分かりませんが、補助金があれば、実際に払う額は値段より下がります。
値段が出たら、補助金の額とあわせて見るのがおすすめです。
家で充電できるかも、先に確かめたい
TZは電池が大きいので、満タンにするには時間がかかります。家で夜のうちに充電できると、ぐっと使いやすくなります。
マンションや借りている家の方は、充電の工事ができるかを先に確かめておくと安心です。
為替が動けば、見当も変わる
今回の計算は、9月30日の為替を使っています。為替が動けば、円にした額も変わります。
ただ、RXで見たように、日本の値段は為替どおりには決まっていません。ドルの額より、日本での発表を待つのがいちばん確かです。
5月に公開されたときのTZの中身は、こちらで見られます。
今年のEVの補助金の額と条件は、こちらにまとめています。
家で充電するための工事が気になる方は、こちらもどうぞ。
レクサス全体のこれからの動きは、こちらでまとめて追えます。


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