米国生産の人気SUV「ムラーノ」が、12年ぶりに日本市場へ帰還します。日産が本日発表した内容に、自動車ファンから「待っててよかった!」という声が早くも上がっています。
かつて日本で愛されたモデルが、新たな認定制度を活用して逆輸入される今、デザインや快適性、信頼性がどう進化したのか気になりませんか?
この記事でわかる3つの視点
- 新認定制度で可能になった米国車導入の背景
- 米国で2年連続トップのムラーノの強み
- 日産の日本ラインナップ拡充と今後の戦略
🔑 ムラーノ日本市場導入の概要

日産自動車は2026年3月17日、米国テネシー州スマーナ工場で生産するSUV「ムラーノ」を日本市場に導入すると正式発表しました。販売開始は2027年初頭を予定しています。
これは本年2月に国土交通省が創設した米国製乗用車の認定制度を初めて活用した事例です。
ムラーノは北米市場で長年主力モデルとして支持され、最新型は2024年10月に発表された4代目。
卓越したデザインと高い快適性が特徴で、日本のお客さまの幅広いニーズに応える一手となります。価格や詳細グレードは今後順次発表される見込みです。
🌍 新認定制度がもたらした逆輸入の道

これまで米国製乗用車の日本導入には、保安基準や排出ガスの追加試験が大きな壁でした。しかし2026年2月16日、国土交通省は「米国製乗用車の認定制度」を新設。米国で安全認証された車両は、日本国内で書類審査のみで認定され、追加試験が不要になりました。
車体後面に専用標識を表示し、車検証にも記載される仕組みです。
この制度は日米間の関税合意を背景に、輸入手続きを大幅に簡素化。日産だけでなくトヨタやホンダも逆輸入を検討中で、自動車市場の選択肢が一気に広がっています。
ムラーノはその先駆けとして注目を集めています。
🏆 米国市場で証明された信頼性と魅力

ムラーノは米国で「卓越したデザインや高い快適性」により高い評価を得ています。特にJ.D.パワー「2026年米国自動車耐久品質調査(VDS)」では、ミッドサイズSUV部門で2年連続「最も信頼性の高い」モデルに選ばれました。
これは3年落ち車両のオーナー調査に基づくもので、インフォテインメントやパワートレイン、運転支援システムなど184項目で優位性を示しています。北米スマーナ工場生産ならではのクオリティが、日本市場でもそのまま活かされる点が強みです。
📖 日本での歴史と11年ぶりの帰還

ムラーノは2002年に北米でデビューし、2004年に日本市場へ上陸。流麗なクーペSUVスタイルと上質な乗り味で人気を集めました。
しかし2015年に国内販売を終了し、約11〜12年ぶりの復活となります。
当時は日本独自仕様もあったものの、今回導入されるのは純粋な米国生産モデル(左ハンドル仕様)。それでも「ムラーノおかえり!」という期待の声がSNSで広がっています。
かつてのファンが再び手に取る機会が生まれるのは、大きな話題です。
🏭 スマーナ工場と日産のグローバル戦略

生産を担うのは北米日産のスマーナ工場。日産の米国事業再建計画「Re:Nissan」の一環として、工場稼働率向上も狙っています。
CEOイヴァン・エスピノーサ氏(2025年4月就任)は就任以来、コスト削減と商品ラインナップの見直しを推進しており、この逆輸入はまさにその成果の一つ。
日本市場ではノートやセレナ中心のラインナップに、上級SUVを加えることで選択肢を増やします。パスファインダーなどの追加導入も今後期待されています。
🔮 日本SUV市場への影響と今後の展望

この導入により、日本のお客さまは米国クオリティのミッドサイズSUVを公式ルートで入手可能になります。競合他社の動きも活発化し、全体として輸入車・逆輸入車の選択肢が広がるでしょう。
発売まで1年近くありますが、ディーラーでの事前相談や予約受付も徐々に始まるはず。
日産は「日本のお客さまの幅広いニーズにお応えしていきます」と強調しており、今後の展開が楽しみです。
💬 エスピノーサCEOのメッセージに込められた想い

発表に際し、イヴァン・エスピノーサCEOはこう述べています。
「『ムラーノ』が日本に戻ってくることを、皆様にお伝えできて大変うれしく思います」
米国での成功を日本に持ち帰る喜びと、日本市場拡充への決意が伝わってきます。
経営再建中の日産が、ファン思いの選択をした点も印象的。
公式発表直後からX上で「キター!」や「待っててよかった」といった反応が見られるのも、CEOの想いが響いている証拠です。


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