パジェロ。その名は、かつて日本の道を、山を、そして人々の心を熱く焦がした「自由」の象徴でした。2019年の国内販売終了から7年。2026年末、私たちはついにその「正統なる後継者」の産声を聞くことになります。
今回、三菱が仕掛けるのは、単なる名前の復活ではありません。新型トライトンで磨き上げた屈強な「ラダーフレーム」と、世界をリードする「PHEV技術」の融合。それは、電動化の波に洗われる現代において、三菱が提示する「SUVの最終回答」です。震える準備はできていますか。伝説の第2章がいま、始まろうとしています。
🛡️ デザインの正解:Aピラーが直立する「本物の機能美」

新型パジェロのシルエットを決定づけるのは、空力よりも「信頼」を優先したボクシーなフォルムです。 最新の目撃情報やティーザーから判明したのは、直立に近いAピラーと、高く切り詰められたフロントノーズ。これは単なるレトロデザインではありません。悪路での車両感覚の掴みやすさと、強固なキャビン構造を両立させるための「機能の帰結」です。最新のTシェイプランプを採用した次世代ダイナミックシールドは、威厳に満ちた表情を作り出し、ランドクルーザー250を筆頭とするライバルたちに対し、三菱らしい「メカニカルな凄み」を突きつけます。
🦴 骨格の進化:トライトン譲りのラダーフレーム × S-AWC

「パジェロがモノコックになる」という過去の噂を打ち消し、新型は新型トライトンベースのラダーフレーム構造を採用します。 三菱の加藤CEOが2026年1月の東京オートサロンで「本格的なオフロード性能を持つ新型クロスカントリーSUVを投入する」と宣言した通り、その走りは「本物」です。 注目すべきは、熟成のスーパーセレクト4WD-Ⅱに加え、アウトランダーで培ったS-AWCがラダーフレーム車にどう統合されるかです。泥濘地をねじ伏せる力強さと、オンロードでの魔法のような旋回性能。この二律背反を解決することこそが、新型パジェロに課せられた使命です。
⚡ パワートレインの衝撃:2.4Lディーゼルと「パジェロPHEV」の二頭流

パワートレインは、2.4L直4ディーゼルターボ(最高出力204ps/最大トルク47.9kgm)を主軸としつつ、日本市場の期待を一身に背負うのが**「次世代PHEV」**モデルです。 単なるアウトランダーの流用ではなく、ヘビーデューティーな使用に耐えうる高出力モーターと、80km〜100km程度のEV航続距離を確保。災害時には巨大な「動く蓄電池」として機能し、平時は静寂の中を駆け抜ける。ディーゼルの圧倒的な航続距離か、PHEVの先進的な知性か。この選択肢こそが、現代のフラッグシップに相応しい贅沢です。
🛋️ 内装の品格:デジタルとアナログが融合する「日本のレンジローバー」
インテリアは、トライトンの実用性とアウトランダーの質感を高次元でミックス。12.3インチのフルデジタルメーターと大型タッチスクリーンを備えつつ、グローブをはめたままでも操作可能な物理ダイヤルを要所に配置。 「高級車」としてのクオリティを担保しながらも、土のついたブーツで乗り込むことを躊躇わせない。そんなパジェロらしい「タフな高級感」が、所有する喜びを最大化してくれます。
🗓️ 2026年末、日本導入へ:価格は550万円〜750万円と予想
気になる導入時期は、2026年12月が有力視されています。価格帯は、ランドクルーザー250と真っ向勝負となる550万円から750万円前後と予測。 タイ工場での生産をベースにしつつ、日本仕様には専用のチューニングや豪華装備が盛り込まれるはずです。安くはありません。しかし、このクルマが手に入るのは「今しかない」という切迫感が、多くのファンの背中を押すことになるでしょう。


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