BYDの小さなSUVが気になっている方は、今ちょうど迷うところですよね。
9月29日に、EVのATTO 3 EXが発売されました。その翌日の説明会で、BYDは11月下旬に「ATTO 2」を日本に入れると発表しています。ATTO 2はEVではなく、PHEVです。
PHEVは、外から充電もできて、ガソリンでも走れるハイブリッドの車です。今のATTO 3 EXを買うか、2か月待ってATTO 2を見てから決めるか。
今日は、ATTO 2について分かっていることと分からないことを分けて、待つかどうかを考えます。
🗓 11月下旬に来るATTO 2、分かっていること
まずは、BYDが実際に話したことから見ておきますね。
社長が話した「約2か月後」
9月30日に伝えられた説明会で、BYD Auto Japanの東福寺厚樹社長が話しました。「約2か月後(11月下旬)」に、コンパクトクラスの新しいPHEVとしてATTO 2を日本に入れるという内容です。
「導入する」と時期まで言い切っているので、予想の段階ではありません。ただ、発売日がその日なのか、発表だけの日なのかは、まだ分かりません。
「このサイズのPHEVは国内初」
BYDは、このサイズのPHEVを日本に入れるのは初めての予定だと説明しています。
BYDが日本で売っているPHEVは、今のところシーライオン6です。それより小さいPHEVが加わる形です。
1月の時点では、PHEVかどうか決まっていなかった
これは意外でした。1月の報道では、ATTO 2は2026年後半に日本に来る予定とされていました。その時点では、PHEVを日本に入れるかどうかは決まっていないと書かれていたんです。
9か月たって、日本に来るのはPHEVだと分かりました。EVのATTO 2を待っていた方は、ここで考えが変わるかもしれません。
まだ分からないこと
値段、大きさ、電気だけで走れる距離、ガソリンを合わせた航続距離は、まだ発表されていません。補助金の額も同じです。
ヨーロッパなどで売られているEVのATTO 2は、全長4310mm、全幅1830mm、全高1675mmとされています。日本に来るPHEVが同じ大きさかどうかは、発表を待つしかありません。
⚡ 今買えるATTO 3 EXは、どう変わったか

待つかどうかを決めるには、今買える車の中身も知っておきたいところです。
航続距離は620kmに
ATTO 3 EXは、9月29日に発表と同時に発売されました。
| 前のATTO 3 | ATTO 3 EX 後輪駆動 | ATTO 3 EX 4輪駆動 | |
|---|---|---|---|
| 値段 | 発表資料に記載なし | 437万8000円 | 487万3000円 |
| 電池の容量 | 58.56kWh | 74.88kWh | 74.88kWh |
| 航続距離(WLTC) | 470km | 620km | 550km |
| 急速充電の受け入れ | 85kW | 100kW | 100kW |
数字で見ると、電池が約1.3倍になり、航続距離は150km伸びました。前のATTO 3は前輪駆動でしたが、ATTO 3 EXは後輪駆動が基本になっています。
4輪駆動は449馬力
4輪駆動は、前に100kW、後ろに230kWのモーターを積んでいます。合わせた最高出力は330kWで、馬力にすると449馬力です。
0から100km/hまでの加速は4.0秒です。後輪駆動でも5.5秒なので、どちらもかなり速い車ですね。
4輪駆動には、4.5Lの温冷蔵庫も付きます。差の49万5000円には、こうした装備もふくまれています。
30分の急速充電で、約366km分
BYDが説明会で示した数字では、150kWの急速充電器で30分充電すると、44.3kWhたまりました。後輪駆動なら約366km分です。
ただ、急速充電で受け入れられる電気は最大100kWです。150kWの充電器を使っても、100kWより速くはなりません。
大きさと荷室
ATTO 3 EXは、全長4455mm、全幅1875mm、全高1615mmです。前のボンネットの中に95L、後ろに490Lの荷室があります。後ろの荷室は、前のATTO 3の440Lから増えました。
🤔 2か月待つか、ATTO 3 EXにするか

ここからは、決めるときに考えておきたいことです。
家で充電できるかで、答えが分かれる
EVのATTO 3 EXは、電気だけで走ります。家で充電できる方は、毎日の充電がそれほど手間になりません。
家で充電できない方は、外の充電器にたよることになります。PHEVのATTO 2なら、電気がなくなってもガソリンで走れるので、充電できない日があっても困りにくいと思います。
ATTO 2の電気だけで走れる距離はまだ分かりません。毎日の通勤が電気だけでまかなえるかは、発表されてから計算できます。
カタログの値段だけでくらべない
失敗しやすいのが、カタログの値段だけでくらべてしまうことです。
EVもPHEVも、国の補助金が出る車があります。ただ、今年度はBYDの車の補助金が前より少なくなったと報じられています。ATTO 2の額はまだ分かりません。
補助金を引いた値段が分かるのは、ATTO 2の発表のあとです。それまでは「どちらが安いか」は決められないので、ATTO 3 EXも、補助金の額を販売店で確かめてから計算してくださいね。
保証は、ATTO 3 EXでは長め
説明会では、BYDの保証も示されました。新車の保証は6年15万km、電池などの電気の部品は8年15万kmです。電池の状態の保証は、有料で延ばした場合をふくめて最長10年30万kmです。
BYDによると、10万km以上走った車でも、電池の状態は平均97%だったそうです。これはBYDが集めた数字です。
ATTO 2に同じ保証が付くかは、まだ発表されていません。ここも発表のときに確かめたい所です。
日本では、PHEVのほうが売れている
1月から8月まで、BYDのEVは日本で合わせて1427台売れ、前の年より32%減りました。PHEVのシーライオン6は、1台だけで1670台です。
BYDのEVを全部合わせても、PHEVの1車種に届いていません。小さいPHEVのATTO 2を出すのは、この流れに合わせた動きだと思います。
2か月なら、待ってもいいと思う
今の車の車検や乗り換えの時期に余裕があるなら、11月下旬まで待って、ATTO 2の値段を見てから決めても遅くないと思います。
家で充電できて、長く走れるEVがほしい方は、ATTO 3 EXを今選ぶ理由があります。どちらにするかは、家の充電と、毎日走る距離で決まります。
国の補助金のしくみは、こちらでまとめています。
家で充電するための工事が気になる方は、こちらもどうぞ。
BYDのもっと小さいEVについては、こちらで値段を見ています。


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