7月16日に発売された新型エルグランド(E53)の燃費は、WLTCモードで16.8km/Lです。先代のおよそ2倍という大きな進化で、「エルグランドは燃費がちょっと…」というイメージがガラッと変わりました。
そうなると気になるのは、ライバルのアルファードと比べてどうなのか、ですよね。
この記事では、新旧エルグランドの燃費比較、アルファードとの燃費・燃料代のちがい、そして低燃費を支える第3世代e-POWERのしくみまで、数字でわかりやすくお伝えします。
⛽ 新型エルグランドの燃費は16.8km/L|先代の約2倍

新型エルグランドの燃費は、WLTCモードで16.8km/Lです。パワートレインは全車が第3世代e-POWERで、駆動方式も全車が電動4WDのe-4ORCEになりました。
先代のE52は、3.5L車が8.7km/L、2.5L車が10.0km/Lでした。つまり新型は、およそ2倍の燃費になった計算です。
車両重量2,430kgの大きな高級ミニバンでこの数値は、かなり優秀といえます。さらに燃料タンクは67Lの大容量。単純計算で、無給油1,100km超の長距離走行も見えてきます。

🆚 アルファードと比べてどう?

いちばん気になるアルファードとの比較です。
アルファードの燃費は
ハイブリッドが16.5〜17.7km/L
ガソリン車が10.3〜10.6km/Lです。
新型エルグランドは4WDのみなので、条件をそろえてアルファードハイブリッドの4WD(E-Four)と比べると、数値はほぼ互角。エルグランドがわずかに上回る組み合わせもあります。
しかもエルグランドは、アルファードハイブリッド(システム250馬力)を大きく上回る出力を持つとされています。力強さと燃費を両立しているのが、新型のすごいところです。
一方、アルファードのガソリン車と比べると、エルグランドの燃費が大きくリードします。

💰 年間の燃料代はいくら違う?
年間1万km走行、ガソリン1L=175円と仮定して、単純計算してみましょう。
新型エルグランド(16.8km/L)は年間およそ10.4万円。アルファードハイブリッドのE-Four(16.7km/L)はおよそ10.5万円で、ほぼ同じです。
アルファードのガソリン車(10.6km/L)はおよそ16.5万円なので、その差は年間およそ6万円。そして先代エルグランドの3.5L車(8.7km/L)はおよそ20.1万円でした。先代からの乗り換えなら、燃料代が年間およそ10万円軽くなる計算です。
あくまでカタログ値ベースの目安ですが、燃費の進化がお財布に効くレベルであることは間違いなさそうです。

🔋 なぜ良くなった?第3世代e-POWERのしくみ
新型エルグランドのエンジン(1.5L直3ターボ)は、発電専用です。タイヤを回すのは前後のモーターだけで、走りは100%電動。だからEVのように静かでなめらかに走ります。
しくみの心臓部は、モーター・発電機・インバーターなど5つの部品をひとつにまとめた「5-in-1」電動ユニットです。小さく軽くなったことで、効率がぐっと上がりました。
これまでe-POWERの弱点と言われていた高速道路の燃費も、第3世代では効率を最大15%改善。街乗りから遠出まで、燃費の落ち込みが小さくなっています。
🤔 実燃費はどれくらいになりそう?

発売されたばかりなので、オーナーさんの実燃費報告はこれから増えていく段階です。
一般に、カタログ燃費と実燃費は1〜1.5割ほど差が出ることが多いと言われています。それをあてはめると、新型エルグランドの実燃費は14〜15km/L前後が目安になりそうです。
e-POWERはストップ&ゴーの多い街乗りが得意なしくみなので、使い方によってはカタログ値に近い数字も期待できるかもしれませんね。実燃費のデータが集まってきたら、この記事でも追いかけていきます。
📝 まとめ|燃費はもう弱点じゃない
新型エルグランドの燃費は16.8km/Lで、先代の約2倍。アルファードのハイブリッド4WDと互角に並び、ガソリン車と比べれば年間およそ6万円(単純計算)の差がつきます。
「広さと高級感はほしいけど、燃費もあきらめたくない」という人にとって、新型エルグランドは有力な選択肢になりました。
車両の詳しい情報やグレード・価格については、こちらの記事でまとめています。



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