レクサスでいちばん小さいSUV「UX」に、そろそろ次の世代がやってくると言われています。しかも、これまで「次はEV専用になる」と伝えられてきた流れが、少し変わってきたようです。
いま買うべきか、それとも新型を待つべきか。ここで判断を間違えると、あとで「あっちにすればよかった」となりかねません。
この記事では、2026年7月時点ではっきりしていることと、まだ予想の段階のことを分けて整理します。

🚗 そもそもレクサスUXってどんな車?

UXは2018年に登場した、レクサスの中でいちばんコンパクトなクロスオーバーです。「Creative Urban Explorer」という言葉をかかげ、街で使いやすいサイズにレクサスらしい上質さを詰め込みました。
レクサスの発表によると、2026年6月末の時点で80以上の国と地域に広がり、累計およそ40万台が売れています。デビューから8年近く、フルモデルチェンジをしないまま毎年少しずつ手を入れてきた、息の長いモデルです。
2020年には、レクサスとして初めての電気自動車「UX300e」も加わりました。小さな高級SUVでEVに乗れる、当時としてはめずらしい一台でした。
📅 新型UXの発売はいつ?正式発表はまだない
先に結論を書くと、レクサスからフルモデルチェンジの正式な発表はまだありません。時期の話はすべて、報道と予想の段階です。
自動車メディアのレスポンスは、次期型の世界初公開が早ければ2026年内ではないかと伝えています。デビューから約8年というサイクルを考えると、そのあたりが節目になる、という見方です。
一方で、2027年になるという予想を出しているメディアもあります。日本での発売時期は、まだ幅を持って見ておくほうが安全そうです。
⚡「BEV専用になる」という話はどうなった?
ここがいちばん大きな変化です。以前は「次期UXはBEV専用になる」と伝えられていました。
ところが、EVの伸びがゆるやかになったことを背景に、次の世代でもハイブリッドが残る可能性が高いとみられています。かわりに、これまであったガソリン車の「UX200」は姿を消し、電動モデル中心のラインアップになりそうです。
つまり「EVだけの車になる」のではなく、「EVとハイブリッドから選べる車になる」という形です。EVはまだ早いと感じている人にも、選択肢が残ることになります。
そしてもう一つ。EVの「UX300e」は2025年11月に生産を終えたと報じられていて、レクサスでいちばん小さいEVの席は今あいたままです。次期UXのBEVが、その席に座ることになります。

🔋 BEVの中身は?250ps級から300ps超まで
BEVについては、入門グレードにモーター1つの前輪駆動が用意され、最高出力は250ps級になると予想されています。
上のグレードにはモーター2つの4WDが組み合わされ、300psを超える力を出すとみられます。ここにはレクサスの駆動力制御「DIRECT4」が使われる見通しです。
ハイブリッド側は、新しく開発された1.5リットルの直列4気筒ターボとモーターの組み合わせになりそうです。このエンジンは、これまでの2.5リットルに比べて体積を20%、高さを15%小さくできるとされていて、燃費や空気の流れの面でも効いてきそうです。
📐 サイズはどう変わる?外は同じで中は広く

予想されているボディサイズは、全長4500mm、全高1600mm、ホイールベース2680mmです。
現行と比べると、全長は5mm、全高は60mm、ホイールベースは40mm大きくなる計算になります。数字だけ見ると小さな差ですが、ホイールベースが伸びる分、足元や後席の余裕は増えそうです。
外に置いたときの大きさはほぼ変わらないまま、中だけ広くなる方向です。駐車場のサイズが決まっている人には、ありがたい変化と言えます。
室内では、メーターと一体になった12.3インチのディスプレイが使われる見込みです。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、AIを使った音声操作が入る可能性も伝えられています。
💰 価格はどうなる?今のUXの値段から考える

まず、いま買えるUXの値段を見ておきましょう。2026年7月時点のUX300hは、version Cが490万3000円から、F SPORTが534万1000円から、version Lが549万2000円からです。
さらにレクサスは2026年7月2日、新しい仕様の「UX300h “Shining Essence”」を発表しました。発売は9月1日で、価格は2WDが521万円、AWDが547万5000円です。新色の「SOU(蒼)」や、レクサスで初めてとなるレイヤーグリッド加飾が採用されています。
次期型については、材料費の上昇や新しいプラットフォームの採用で、同じくらいのグレードで50万円以上高くなるかもしれない、という見方が出ています。

🏠 BEVを選ぶなら、自宅の電気もセットで考えたい
家で充電できるかどうかは、EV生活の満足度をかなり左右します。戸建てなら、選択肢はもう一段広がります。
その一つがV2Hです。EVにためた電気を家でも使えるようにする機器で、夜の安い電気をためて昼に使ったり、停電のときに家の電気をまかなったりできます。
レクサスの取扱説明書では、UX300eやRZでV2H充電・V2H給電のやり方が案内されています。次期UXのBEVが対応するかはまだ発表されていませんが、レクサスのBEVとV2Hの組み合わせにはすでに実績があります。
V2Hには国の補助金(CEV補助金)があり、機器と工事の両方が対象になります。ただし金額は年度や機器によって変わり、予算がなくなり次第終了します。工事の日程も考えると、早く動くほど選べる幅は広く残ります。

🤔 今のUXを買う?それとも新型を待つ?

待つほうが向いているのは、EVに乗るつもりがはっきりしている人です。UX300eはすでに生産を終えていて、レクサスの小さいEVは次期型を待つしかない状態だからです。
いま買うほうが向いているのは、ハイブリッドで十分で、車がすぐ必要な人です。現行UX300hは改良を重ねてきた完成度の高い状態で、9月には新しい仕様も加わります。
もう一つ、忘れたくないのが値段です。次期型は同等グレードで50万円以上高くなるかもしれないと言われています。装備が良くなる分の値上がりではありますが、予算が決まっている人には効いてきます。
正式発表がない以上、「待てば必ず良くなる」とは言い切れません。今の生活で困っているかどうかを先に決めると、答えは出しやすくなります。
✅ まとめ

UXは、レクサスの中でいちばん街に近い一台でした。次の世代でも、その立ち位置は変わらなそうです。正式発表が出たら、この記事も追記していきます。



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