ハリアーに、荷室から電気を取れるコンセントが付きました。全車標準です。
便利そうだと聞いても、自分の生活でどう使うのか、いまひとつ想像できない方も多いですよね。
このコンセント、使う人にとっては生活が変わるレベルの装備だと思います。逆に、使わない人には縁のない機能でもあります。
今日は、具体的な場面を思い浮かべながら、自分が使う側かどうかを考えてみましょう。
🔌 何ができるコンセントなのか

荷室の右側に、家庭用と同じ形のコンセントが1つ付いています。AC100Vで、最大1500Wまで使える仕様です。
1500Wという数字は、電気ケトルやドライヤー、小型の電子レンジが動かせる水準です。家庭で毎日使っている家電の多くが、そのまま使える計算になります。
車のバッテリーから電気を取り出す仕組みなので、エンジンをかけていなくても使えます。静かに電気を使える点が、発電機との大きな違いです。
外部給電のためのアタッチメントも付属します。長いコードをつなげば、車から離れた場所でも電気を使えるようになります。
🏕 レジャーで使う場面を考えます

キャンプに行く方には、分かりやすく便利になる装備です。電源のないサイトでも、ホットプレートやコーヒーメーカーが使えます。
車中泊をする方にも効きます。夏の扇風機、冬の電気毛布。エンジンをかけずに使えるので、燃料を無駄にせず、音も静かです。
釣りやアウトドアで、氷を作る小型の冷凍庫を持ち込む方もいます。バッテリーが上がる心配をせずに使える点は、大きな安心材料だと思います。
こうした使い方を月に1回以上する方なら、この装備の価値をすぐ実感できると思います。
🏠 日常とは別の場面で使います

このコンセントの本領は、実は非常時にあります。台風や地震で停電したとき、この車が非常用の電源になります。
満タンに近いハイブリッド車なら、家庭の電気を数日分まかなえるとされています。冷蔵庫、スマートフォンの充電、小さな照明。こうしたものを動かし続けられる計算です。
ここ数年、災害への備えとして車を選ぶ方が増えていますよね。この改良は、その流れに応える形だと思います。
ただし、これは「もしものとき」の話です。普段の生活で毎日使うものではありません。ここが、使う人と使わない人の分かれ目になります。
📊 自分がどちらに当てはまるか

| タイプ | 使う場面 | 向いている人 | 合わない条件 |
|---|---|---|---|
| よく使う | 月1回以上のキャンプや車中泊 | アウトドアが趣味の人 | 屋外での活動をほとんどしない |
| たまに使う | 年数回のイベントや旅行 | 備えとして持っておきたい人 | 電源不要の道具しか使わない |
| ほぼ使わない | 停電時のみ想定 | 防災意識が高い人 | 集合住宅で車を離れた場所に置いている |
| 使わない | 該当する場面がない | ー | ー |
「ほぼ使わない」に当てはまる方でも、防災の備えとしての価値はあります。使わないまま置いておく保険のようなものだと思います。
「使わない」に当てはまる方にとっては、この機能自体が選ぶ理由にはなりにくいと思います。
⚠️ 気をつけたいところ

いちばん多いのが、1500Wという上限を超えて使ってしまうことです。電子レンジとドライヤーを同時には使えません。合計の消費電力を確認してから使ってください。
次に、エンジンをかけずに長時間使い続けることです。バッテリーの残量には限りがあります。使う時間の目安を、事前に確認しておくと安心です。
もうひとつ、注文でスペアタイヤを選ぶと、このコンセントが付かなくなる点です。両方は選べません。荷室に何を積むか、先に考えておいてください。
そして、使う予定の家電のプラグ形状です。日本の一般的な家庭用プラグに対応していますが、念のため確認してから出かけてください。
🙅 この装備を重視しなくていい人
車中泊もキャンプもしない方には、この機能はあまり関係ないと思います。選ぶ基準としては優先度が低くなります。
集合住宅で、車を停める場所が自宅から離れている方も同じです。停電時にすぐ使える距離にないと、恩恵が薄れます。
逆に、屋外での活動が多い方や、災害への備えを重視する方には、この改良は買う理由のひとつになると思います。
🔀 ここから考え方が分かれます
使う場面がある方は、実際にどんな家電を持ち出すか、リストにしてみてください。1500Wの範囲に収まるか、先に確認しておくと安心です。
使う場面が浮かばない方は、無理にこの装備を評価する必要はありません。他の変更点で判断するほうが自然だと思います。

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