EVで遠出をするとき、不安になるのは電池が持つかどうかです。
実際には走れるかより、どこで止まるかを先に決めておくかで難易度が変わります。
計画の作り方には型があります。
📍 満充電の8割で計画する

まず距離の見積もりです。カタログの航続距離をそのまま使うと、ほぼ確実に足りません。
高速道路は速度が高く電費が悪化するうえ、エアコンの使用でも減ります。カタログ値の7割程度で計画を立てると、実際とのずれが小さくなります。
⛽ 充電は2か所目まで決めておく

次に充電場所です。予定している充電器が使えなかったときのために、次の候補も決めておきます。
充電器は台数が限られており、先に使っている車がいれば待ち時間が発生します。1か所に頼る計画は、そこが埋まった瞬間に崩れます。
⏱ 30分をどう使うかで疲れが変わる

急速充電は1回30分の制限がある場所が多くあります。この30分を待ち時間と考えると苦痛ですが、食事や休憩に重ねると意識が変わります。
長距離では2時間ごとの休憩が推奨されるため、もともと止まる必要があります。休憩のついでに充電する形にすると、追加の時間はほとんど発生しません。
📊 距離別の計画の目安
| 片道の距離 | 充電の想定 | 合わない条件 |
|---|---|---|
| 100km以内 | 自宅の充電だけで往復可能 | 冬季で暖房を多用する場合は要確認 |
| 100〜200km | 目的地で普通充電できれば十分 | 滞在時間が短い場合は急速充電を追加 |
| 200〜400km | 途中で急速充電を1回 | 連休の混雑時は2か所目の候補が必須 |
| 400km以上 | 急速充電を2回以上 | 到着時刻を厳密に決めたい移動には不向き |
🚦 連休と年末年始は前提が変わる

混雑期はこの計画がそのまま通用しません。サービスエリアの充電器に待ち行列ができることがあります。
対策は単純で、残量が半分を切る前に充電することです。空いている充電器を見つけたら早めに入っておくと、後の選択肢が増えます。ぎりぎりまで走ると、選べる場所がなくなります。
🏨 宿泊先の充電を先に確認する
見落としがちなのが目的地側です。宿泊先に普通充電があるかどうかで、翌日の計画がまるで変わります。
普通充電でも一晩あればかなり回復します。予約の段階で確認しておくと、旅行中の充電回数を減らせます。
🙅 こんな人には向きません
到着時刻を分単位で決めたい移動には、現状のEVは向きません。充電器の空き状況に左右されるためです。
また、年に何度も片道500km以上を走り、車を1台しか持たない人も、計画の手間が負担になります。この場合は用途を分けて考えたほうが現実的です。
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まとめ
長距離のEVはカタログ値の7割で見積もり、充電場所を2か所目まで決めておく。混雑期は残量半分で充電する。
この3つで移動の不確実さはかなり減ります。






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