EVに乗り換えたら保険料が上がった、という話をよく聞きます。
理由は車の性質にあり、ある程度は仕方がない部分です。
ただ、下げられる余地も確実にあります。
💴 なぜ高くなりやすいのか
大きな理由は修理費です。
EVは床下に大きな駆動用バッテリーを積んでおり、事故の内容によっては電池ユニットごとの交換になることがあります。
車両価格そのものも同クラスのガソリン車より高い傾向があります。保険は損害額の見込みで決まるため、車両保険を付けるとその差が保険料に出ます。
📊 型式別料率クラスを確認する

自動車保険には、車の型式ごとに事故の実績で決まる料率クラスがあります。同じメーカーの同じ車種でも、型式が違えば保険料が変わります。
このクラスは毎年見直されるため、契約更新のたびに動くことがあります。車を選ぶ段階で見積もりを取っておくと、購入後に驚かずに済みます。
🛡 車両保険を付けるかどうか

一番金額が動くのがここです。車両保険を外せば保険料は大きく下がりますが、EVの場合は修理費の高さを自分で負う形になります。
現実的な折衷案として、免責金額を上げる方法があります。5万円や10万円の自己負担を設定すると保険料が下がるため、小さな傷は自分で直す前提の人には向いています。
🔻 下げられる3つの項目

一つ目は運転者の範囲です。本人と配偶者に限定するだけで下がります。子どもが免許を取った時期の設定が残っていないか確認してください。
二つ目は年間走行距離です。EVは近距離用途が中心になる人も多く、実際より多い距離で契約していると損をします。
三つ目は特約の重複です。弁護士費用や個人賠償の特約は、クレジットカードや火災保険にすでに付いていることがあります。
📊 保険料を下げる手段の比較
| 手段 | 下がり幅 | 合わない条件 |
|---|---|---|
| 車両保険を外す | 大 | 修理費を自己負担できない人には不向き |
| 免責金額を上げる | 中 | 小さな傷でも請求したい人には不向き |
| 運転者を限定する | 中 | 家族が交代で運転する場合は使えない |
| 走行距離区分を下げる | 小 | 実際の距離を超えると補償に影響する |
| 特約の重複を整理 | 小 | 内容を把握していないと外しすぎる |
🔋 EVならではの確認項目
契約前に必ず聞いておきたいのが、駆動用バッテリーが車両保険の対象にどう含まれるかです。保険会社や商品によって扱いが異なる場合があります。
また、自宅の充電設備が事故や災害で壊れた場合の扱いも確認しておくと安心です。車の保険ではなく火災保険側になることもあります。
見積もりは複数社で取ってください。金額の大きい支出ほど、最初に見た数字を基準にしてしまいがちです。
🙅 こんな人には向きません
すでに等級が高く、車両保険を付けずに乗っている人は、見直しの効果が小さくなります。下げる余地が残っていないためです。
また、リースやサブスクで保険が料金に含まれている場合も、個別の見直しはできません。この場合は契約更新時に条件を確認するだけで十分です。
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まとめ
EVの保険料が高いのは修理費と車両価格が理由です。
車両保険の免責、運転者の範囲、特約の重複。
この3点を見直すだけで年間数万円動きます。






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