レクサスLSに一部改良が入りました。9月10日から発売されています。
見た目はほとんど変わっていません。今回は、車体の中身に手が入った改良です。
「乗り心地が良くなった」と言われても、実際に体感できるものなのか、気になりますよね。今日はその中身を整理してみます。
🔩 車体を支える部分が強くなりました
今回の改良では、車の骨組みの一部が補強されました。前と後ろに加えて、真ん中を通る部分にも手が入っています。
車体がしっかりしていると、走っているときのねじれが減ります。ねじれが減ると、乗っている人に伝わる揺れが穏やかになるとされています。
つまり今回の改良は、見た目ではなく「土台」を固める方向の変更です。派手さはありませんが、フラッグシップとしての基本を磨く改良だと思います。
🎛 振動を抑える工夫も入っています

後ろの足まわりと、荷室のあたりの部品に、特殊な樹脂を塗って焼き付ける処理が施されました。細かい振動を抑えるための工夫とされています。
さらに、ハンドルの操作をつかさどる電動の仕組みと、車体の傾きを抑える仕組みにも調整が入りました。狙いは、ハンドルを切った分だけ素直に反応する感覚と、揺れの少ない安定した姿勢とされています。
こうした変更は、一度にまとめて体感できるというより、長く乗っているうちに「なんだか楽だ」と感じる種類のものだと思います。
☀ 天井が開くようになりました
分かりやすい変更もあります。パノラマルーフが、全車で注文できるようになりました。
天井の前側にネット状の風よけが付いていて、開けたときの風切り音を抑えながら、後ろの席まで開放感を届ける作りとされています。
紫外線と熱を抑える機能も付いていて、日差しの強い日でも車内の温度上昇を抑えやすいと考えられます。日除けは前後で分かれていて、電動で動く仕様です。
後部座席に座る機会が多い方には、この開放感は分かりやすい変化になると思います。
💎 内装の選択肢も広がりました
上級グレードのEXECUTIVEでは、切子調のカットガラスを使った飾り板が選べる内装色が増えました。
切子は、ガラスに細かい模様を切り込んで作る伝統的な技法です。光の当たり方で表情が変わる、繊細な装飾とされています。
後ろの席でくつろぐ時間が長い方にとって、こうした細部の質感は満足度に関わる部分だと思います。
📊 体感できる変化とできない変化
| 変更点 | 体感のしやすさ | 向いている人 | 合わない条件 |
|---|---|---|---|
| 車体の補強、振動を抑える処理 | 分かりにくい、じわじわ感じる | 長時間乗る機会が多い人 | 試乗ですぐ違いを確かめたい人 |
| ハンドルと車体姿勢の調整 | 運転する人には分かりやすい | 自分で運転する時間が長い人 | 後ろに乗ることが中心の人 |
| パノラマルーフ | すぐ分かる | 開放感を求める人、後席の乗員 | 天井の低さを気にしない人 |
| 切子調の内装 | すぐ分かる | 内装の質感にこだわりたい人 | 標準の内装で満足している人 |
分かりやすい変化を求める方は、パノラマルーフと内装の選択肢に注目するといいと思います。
じっくり長く乗る中で違いを感じたい方は、試乗だけでは判断が難しいかもしれません。
同じレクサスで、コンパクトなセダンの改良もこちらにまとめています。
レクサスIS熟成進化の真価|走りと対話するFR
😥 気をつけたいところ
いちばん多いのが、試乗だけで乗り心地の違いを判断しようとすることです。今回の変更は、短い時間では感じにくい部分が多いです。可能であれば、少し長めの試乗を申し込むといいと思います。
次に、パノラマルーフを選ぶかどうかです。天井が開く分、頭上の空間はわずかに狭くなる可能性があります。背の高い方は、試乗のときに確認しておいてください。
もうひとつ、グレードによる価格差です。今回の改良で、駆動方式や仕様によって価格に幅が出ています。見積もりを取るときは、希望する装備がどのグレードに含まれるか、事前に確認してください。
🙅 この改良を重視しなくていい人
短時間の試乗だけで判断したい方には、今回の乗り心地の変更は分かりにくいかもしれません。
天井の開放感に興味がない方にも、パノラマルーフは決め手にならないと思います。
逆に、後部座席で長い時間を過ごすことが多い方、内装の質感にこだわりたい方には、今回の改良は満足度に関わる変更だと思います。
🔀 ここから先の向き合い方
体感を確かめたい方は、できるだけ長めの試乗を申し込んでみてください。高速道路と一般道の両方を走ると、違いを感じやすいと思います。レクサス全体の動きはこちらで追えます。
レクサス2026 新型車・モデルチェンジ情報
分かりやすい変化を優先したい方は、パノラマルーフと内装の選択肢から検討してみてください。


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