軽自動車をいちばん安く買いたい。そう考えて候補に入れていた方に、8月27日に動きがありました。ミライースの一部改良が発売されています。
一部改良と聞くと、色が増えただけに思えます。今回は違いました。エンジンから手が入っています。
燃費が伸びて、しかも力も上がりました。ふつうはどちらかを取ると、もう片方が落ちます。今回は両方が良くなっています。
今日は何が変わったのかを数字で見ていきます。そのうえで、ここで決める人と、まだ待つ人に分けてお話しします。
⛽ 燃費と力の両方が上がりました
最新のエンジンと、それを制御する電子ユニットが採用されました。この2つを新しくしたことで、数字が動いています。
燃費は2WDで、リッター25.0kmから27.0kmになりました。約8%の向上です。4WDは23.2kmから24.4kmで、約5%の向上になります。
数字で見ると、年に1万km走る家庭で、燃料代が年に6000円ほど変わる計算です。10年乗れば6万円の差になります。
力も上がりました。最高出力は36kWから38kWへ、最大トルクは57Nmから60Nmへ増えています。
大事なのはトルクが出る回転数です。これまで毎分5200回転で最大でしたが、今回は3600回転になりました。低い回転で力が出るので、坂道や合流が楽になる方向の変化です。
🛡 安全機能に2つ加わりました

予防安全機能のスマートアシストが、最新のものに変わりました。新しく2つの機能が付いています。
路側逸脱警報機能は、道の端からはみ出しそうなときに知らせます。ふらつき警報は、運転が不安定になったときに教えてくれる機能です。
もともとある機能も強化されました。横断してくる自転車を見つける機能が加わり、交差点での支援も足されています。
右に曲がるときに向かってくる車を見る機能と、右や左に曲がるときに横断してくる人を見る機能です。交差点は事故が起きやすい場所なので、ここは効きます。
歩行者への対応は、時速60kmまでから時速80kmまでに広がりました。さらに夜の歩行者にも対応しています。
踏み間違いを抑える機能にも、ブレーキの制御が加わりました。前と後ろの両方です。
もうひとつ、スマートアシストのカメラをドライブレコーダーとして使えるパッケージが用意されました。全車で注文できます。ただし使うには、別売りの純正ドライブレコーダーを付ける必要があります。
🚗 新グレードX Limitedが出ました

グレードの並びが整理され、新しくX Limitedが加わりました。Xをもとに、快適な装備を足した形です。
付くのは、ボタンを押して始動するプッシュボタンスタート、運転席と助手席のシートヒーター、座面の高さを変えるシートリフター、ハンドルの角度を変えるチルトステアリング、温度を設定するオートエアコン、鍵を出さずに開けられるキーフリーシステム、自動でたたまれるドアミラーです。
このうちシートヒーターは、寒い地域にお住まいの方には効きます。車内全体を温めるより早く暖かくなり、燃料も食いません。
価格は2WDで138万500円です。Xが125万6200円なので、差は12万4300円になります。
7つの装備が12万円台で付くと考えると、あとから足すより安く済む組み合わせだと思います。
📊 グレードの選び方
| グレード | 価格 | 向いている人 | 合わない条件 |
|---|---|---|---|
| L 2WD | 109万6700円 | とにかく安く1台欲しい、仕事で使う人 | 鍵を出さずに乗りたい、寒い地域に住んでいる |
| X 2WD | 125万6200円 | 必要な装備だけで足りる人 | シートヒーターが欲しい |
| X Limited 2WD | 138万500円 | 毎日乗る、冬が寒い地域の人 | 予算が130万円まで |
| 4WD各グレード | 122万3200円から | 雪が積もる地域の人 | 燃費を最優先したい |
4WDは2WDより燃費が落ちます。リッター24.4kmと27.0kmで、2.6kmの差です。雪が積もらない地域なら2WDで足ります。
軽自動車をいちばん安く買いたい方は、L 2WDの109万6700円が入口になります。ただし装備はかなり絞られます。
ダイハツ全体の今年の動きは、こちらで追えます。
🆕ダイハツ2026📰 新型車・モデルチェンジ情報
🎨 色が2つ増えました
セラミックグリーンメタリックとグレースブラウンクリスタルマイカが加わりました。
グリーンは落ち着いた色で、汚れが目立ちにくいと思います。ブラウンは軽自動車では珍しい色で、街で他の車と並んでも見分けがつきます。
同じ日ではありませんが、トヨタから出ている同じ車も8月27日に改良されています。中身はほぼ同じですが、グレードの組み合わせと色の設定が違います。
ピクシスエポック2026改良 装備と変更点
どちらを買うかは、近くの販売店がどちらかで決めていい部分だと思います。整備で通う場所が近いほうが、長く乗るときに楽です。
😥 気をつけたいところ
いちばん多い勘違いが、グレード名が同じだから中身も同じだと思うことです。今回はグレードの並びが整理されています。見積もりは改良後のもので取り直してください。
次に多いのが、ドライブレコーダーのパッケージです。これを付けただけでは録画できません。別売りの純正品が必要になります。注文のときに両方そろえてください。
もうひとつ、燃費の数字です。リッター27.0kmは決められた試験での値です。エアコンを使う夏や、渋滞の多い道では下がります。実際は2割ほど低いと考えておくと、あとで驚きません。
下取りも動きます。改良の直後は、いまの型の中古価格が変わります。売るなら契約の直前に査定を取り直してください。
🙅 ここで決めなくていい人
大きく変わった車が欲しい方は、今回は見送りでいいと思います。骨組みも見た目も変わっていません。
ハイブリッドを待っている方も同じです。ミライースにその設定はなく、今回も入っていません。
家族が増えて広い車が必要な方も、この車では手狭になります。後ろの席と荷室は、スライドドアの車と比べるとかなり違います。
逆に、いま乗っている車の車検が近い方や、通勤で毎日使う方は、今回で決めていいと思います。燃費と安全の両方が良くなりました。
🔀 ここから先の分かれ道
今回で決める方は、冬の寒さでグレードを絞ってください。雪や氷点下がある地域ならX Limitedのシートヒーターが効きます。温かい地域で街乗り中心ならXで足ります。
まだ待つ方は、次の全面刷新の見通しを見ておくと時期が読めます。
🏁 新型ミライース登場?軽スポーツの革命と究極のエコが描く未来
他社の軽自動車と燃費で比べたい方は、こちらもどうぞ。
新型アルト2027|100kg減の衝撃とリッター33km超の燃費革命


コメント