トールを検討している方に、8月31日に動きがありました。一部改良が発売されています。
改良と聞くと小さく感じますが、今回は安全の装備が全車に広がりました。これまでグレードで差があった部分がそろっています。
そして、いちばん安いXグレードの中身が増えました。ここが今回のいちばん大きい変化だと思います。
今日は何が変わったのかを見ていきます。そのうえで、ここで決める人と、まだ待つ人に分けてお話しします。
🛡 エアバッグが全車に付きました
今回いちばん大きいのが、SRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグが全車標準になったことです。
サイドエアバッグは、前の席に座る人の横を守ります。カーテンシールドは、前後の席の窓側を守ります。
これまではグレードによって付かないことがありました。今回でその差がなくなっています。
予防安全機能のスマートアシストも中身が増えました。横断してくる自転車を見つける機能と、交差点での支援が加わっています。
右に曲がるときに向かってくる車を見る機能と、右や左に曲がるときに横断してくる人を見る機能です。交差点は事故が起きやすい場所なので、ここは効きます。
歩行者に対する対応も、時速60kmまでから時速80kmまでに広がりました。
🚗 Xグレードの中身が増えました

いちばん安いXに、自発光式の2眼メーターが付きました。回転計も付いていて、夜でも数字がはっきり見えます。
あわせて、色付きの情報表示画面も採用されました。燃費や走行の情報が見られます。
運転席には、座面の高さを変えるシートリフターと、ひじ掛けが追加されました。この2つは、体格が小さい方や長い距離を走る方に差が出ます。
後ろのコーナーセンサーも2個増えました。狭い場所での駐車が楽になります。
ヘッドランプの点灯を延長する機能も加わりました。降りたあと、しばらく足元を照らしてくれる機能です。
つまり今回は、Xを選んでも不便が少なくなった改良です。予算を抑えたい方には効きます。
🎨 色が大きく増えました

新しく開発された色が3つあります。イエローイッシュブラッククリスタルマイカ、グレイッシュオリーブメタリック、そして黒とオリーブを組み合わせた2色です。
グレイッシュオリーブメタリックは落ち着いた緑で、汚れが目立ちにくい色だと思います。
さらに、シャイニングホワイトパール、クールバイオレットクリスタルシャイン、黒と白の2色も追加されました。
新しく開発された色と追加された色を合わせると、選べる幅がかなり広がっています。
ただし多くが工場で塗る注文の色です。納期が伸びることがあるので、急ぐ方は標準の色から選ぶほうが早く届きます。
📊 グレードの選び方
| グレード | 価格 | 向いている人 | 合わない条件 |
|---|---|---|---|
| X | 183万400円から | 費用を抑えたい、街乗り中心の人 | 前を走る車に付いていく機能が標準で欲しい |
| G | 198万9900円から | 装備をひと通りそろえたい人 | 予算が190万円まで |
| Gターボ | 211万7500円 | 高速や坂道をよく走る人 | 街乗りだけで燃料代を抑えたい |
| カスタムG、カスタムGターボ | 217万300円から | 上質な内外装が欲しい人 | 予算が210万円まで |
前を走る車に付いていくクルーズコントロールは、カスタムGとカスタムGターボに標準です。GとGターボは注文になります。
高速道路をよく使う方は、ここで選び方が変わります。価格だけで決めると、あとで足せません。
なお4WDはX、G、カスタムGの3つで、200万6400円からです。ターボの4WDは設定がありません。
ダイハツ全体の今年の動きは、こちらで追えます。
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😥 気をつけたいところ
いちばん多い勘違いが、グレード名が同じだから中身も同じだと思うことです。今回はXの装備が増えています。見積もりは改良後のもので取り直してください。
次に多いのが、クルーズコントロールの付き方です。標準のグレードと注文のグレードが分かれています。欲しいなら、契約の前に確かめてください。
もうひとつ、色の納期です。新しい色の多くが工場で塗る注文の設定です。標準の色より1か月ほど遅れることがあります。
下取りも動きます。改良の直後はいまの型の中古価格が変わるので、売るなら契約の直前に査定を取り直してください。
🙅 ここで決めなくていい人
ハイブリッドが欲しい方は、今回は見送りです。今回の改良に、燃費を大きく変える仕組みは入っていません。
年に1万km以上走る方も、燃料代を重く見るなら次を待つ選び方があります。次の全面刷新については別に情報が出ています。
骨組みから新しい車がいい方も同じです。今回は骨組みに手が入っていません。
逆に、いま乗っている車の車検が近い方は、今回で決めていいと思います。エアバッグが全車標準になった分、待つ理由が減りました。
🔀 ここから先の分かれ道
今回で決める方は、高速を使うかどうかでグレードを絞ってください。使うならカスタム系、街乗り中心ならXで足ります。装備が増えたぶん、Xの立ち位置が良くなりました。
まだ待つ方は、次の全面刷新の見通しを見ておくと時期が読めます。
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